Safety / Security安心・安全なガス供給

安心・安全供給のための保安技術

事故を防ぐために、各設備や機器を供給制御システムで集中管理し、常に監視・制御しています。万一、設備にトラブルが発生した場合でも、高度な技術を身につけたガス主任技術者による即時対応を行い、緊急措置がとれる体制を整えています。また、監視用モニターやパトロールによる常時点検を24時間体制で行っています。

液化天然ガスについて

液化天然ガス（LNG）は、天然ガスを-162℃まで冷却し液化させた無色無臭の液体です。
液化すると体積が約600分の1になることで大量輸送及び大量貯蔵が可能になります。
日本は液化天然ガスのほとんどを海外から輸入しており、産出国からタンカーで輸入されます。
輸入された液化天然ガスは沿岸部のLNG基地でタンクローリーに充填され、サテライト設備のタンクまで輸送されます。

都市ガスの特徴について

都市ガスの主原料である天然ガスは、石炭や石油に比べて燃焼時のCO2（二酸化炭素）や酸性雨や大気汚染の原因とされるNOx（窒素酸化物）の発生量が少なく、SOx（硫黄酸化物）とばいじんが発生しない、環境負荷の低いクリーンなエネルギーです。
そのため地球温暖化の抑止にも貢献できます。また空気より軽いため、大気中に放出されると上へと昇っていきます。
天然ガスは無臭のため、万一ガス漏れの時でも感知できるよう都市ガスには臭いを付けています。
この臭いは1,000倍以上ガスが薄くなっても感知できるよう調整して供給しています。